手動シャッターのメリット・デメリット

DIYはdo_it_yourselfの略語で第二次世界大戦の時に生まれた言葉でした。当時、イギリスはドイツからの激しい空襲を受けて街は破壊され、何もなくなってしまいました。そんな中自分達の手で街を作り上げようと1945年に国民運動が始まり、その時のスローガンがdo_it_yourselfなのです。廃墟になってしまった街を自分達の手で、少しずつ再建していく様はイギリス中に広がり1957年には雑誌が出た事もありました。イギリスの小さな街で始まったDIY運動はやがてアメリカにも広がり、そこではDIY=復興というものではなく「レジャーや余暇の一つとして楽しむもの」に変化していきました。これが今、私達がイメージするDIYの原形です。
1970年辺りに日本へDIYが上陸し1972年にはホームセンターが初めてオープンしました。元々のスローガンであるdo_it_yourselfは「何が何でもやって自分でやる!」という意味なので、今日のDIYに関しても「自分でやる」というのが前提です。ものづくりのイメージがありますが、補修やメンテナンスなどの意味もあるのでDIYは奥深いものだといえます。
専門家や業者へ頼んだ方が時間はかかりませんし、クオリティも高いです。しかし自分が手掛けたというアクションは何者にも変えがたい愛着が生まれます。これがモノを大切にする事にも繋がりますし、大きく考えるとストック型社会への貢献になるといわれています。始めは小さなものからで良いので、アナタもDIYをやってみませんか?